みんなが大好きなニラチヂミ、気取らないで食べられる庶民の味が美味しいね〜〜
日本ではチヂミの名前ですっかり有名になっていますが、
지짐이(チヂミ)、または부침이(フチミ)、전(煎)ジョンは、
フライパンや鉄板で、少ない油で火が通りやすいように薄めに両面を焼く調理法の総称です。
素材によっても少しずつ下ごしらえも変わっていきますが、肉、魚、貝、野菜でできます。
ジョンは食材に衣をつけて両面を焼く、西洋料理のピカタのような料理です。
家庭の行事にお客様のもてなしもよく作ります。
韓国に行った時、韓国料理店でジョンの盛り合わせ、모듬전(モトウムジョン)があれば一度食べてみて下さいね〜
何種類ものジョンが食べられて美味しいですよ。
そして庶民的な料理として、
・小麦粉の生地にニラやキムチを入れて薄く焼くチヂミ(ニラチヂミ、キムチチヂミ、など)
・緑豆や豆を擦りつぶした生地を日本のお好み焼きのように焼いた料理、緑豆フチミや、
・ジャガイモを擦り下ろした生地で薄く焼く、ジャガイモフチミ、
・米粉や餅粉そして卵の生地にネギと海鮮たっぷりのネギジョン、
などなどいろいろあります。
調理法の前に主食材の名前をつけることになりますね。
チヂミは素朴な田舎料理のように思われますが、時代が変わった今も人気があるのは、食べやすく、簡単にできて、美味しいからでしょう。
韓国では一般的に若カボチャまたは発酵したキムチでよく作りますが、日本では手に入りやすいニラを使って薄焼きにしていますね。
ニラは、カロチンとビタミンA、B、Cを含む温野菜で、アリシンが含まれ殺菌効果、がん予防、冷え性に良く、疲労回復や代謝を促進し、血管をきれいにするなどの効果があると言われています。
日本では手に入りやすいニラをたっぷり入れるようになり、今のニラチヂミがあるわけですね。
金裕美式 ニラチヂミの作り方
いろんなチヂミができますが、今回は、油と相性が良いニラに金裕美式の干しエビを入れて作ることをお勧めします。
焼く時の干しエビの香ばしい香りがたまりません!
冷めても美味しい、そして栄養もアップすることになりますよね〜〜
まず、小麦粉は普段料理によく使う薄力粉で良いです。生地を作って寝かせるのがポイント。グルテンが出てコシが出ますね〜
- 小麦粉に昆布ダシと(またはほんだし)玉子を少し入れてだまになならないように混ぜて3〜4時間寝かせます。ニラチヂミには玉子を控え目にしましょう。玉子が多いとコシが弱くなっていきますよ〜
- ニラを2〜3センチの長さに切る。
- 生地に切ったニラ、干し桜エビまたは干しアミエビを入れる。塩少々、ゴマ少々を入れて混ぜる。
- フライパンを熱しサラダ油をひき3.をお玉一杯くらい流し入れ、薄く伸ばして中火で両面を焼く。できれば薄く焼く方が美味しいね。
- 一口大に切り、ポン酢をつけて食する。
みんなが集まった時、誰でも食べやすいニラチヂミを作って、楽しいひと時を過ごしてみるのもいいですね。
あなたたちの美味しい笑顔、その幸せな顔が大好きだね〜〜