きれいに咲いていたさくらの花も咲き終わるころ 、
料理を作ろうと保存して置いたにんにくを出して 見ると、
いつの間にか、
「新芽」が少し出てきていました。
春の息吹を感じさせますね。
春になると冷蔵庫に入れておいた玉ねぎやネギなども、寒く暗いところでも芽を出します。すごいですね。
植木鉢に植えると、更に芽が大きく伸びました。
炒め物や煮物に 入れようと思います。
ちなみに、にんにくに芽が出たら、にんにく自体は食べないですよ。味が悪くなり、えぐみが出ます。土に植えて、伸びた葉っぱを食べます。
小さく刻んで料理に使ってくださいね。
今日は少しにんにくの話をしましょう。
にんにくのルーツ
韓国料理に良く使われているにんにく(大蒜 )は、
エジプトには BC(紀元前)2500年ごろ 、
韓国には野生のものは古くからあったと思いますが、
三国時代300年〜400年ごろに入ってきていると言われています。
今は韓国の市場ではこんな感じで売っていますね。
にんにくの効果
にんにくの効能としては主に、
- 強力な殺菌作用
昔から食あたりの薬としても使われたことが 記録に残っています。 - アリシン
にんにくを切った時の匂い成分アリシンは、肉や魚の臭みを消し、肉の味を良くし、消化を助けます。
又、過酸化脂質の生成を抑制し、筋肉をほぐして血行を良くすると言われています。 - 老化防止の効果
嬉しいことに、老化を防ぐ効果があるとも言われています。
などが挙げられます。
今ではにんにくは世界中の人々に愛されていますね。
便利に使えるにんにくの保存食
春の柔らかいにんにくの葉っぱ、茎、 にんにくは 、
まず、酢漬けや塩漬けをして辛味を抜きます。
そして、コチュジャン漬け、味噌漬け、 醤油漬け、酢漬けなどにして保存食にします。
使いたい時に取り出して、ゴマやゴマ油、ネギなどで味をつけたりします。
常備菜としていろんな料理に使えて便利ですよ。
また、すりおろしたにんにくを冷凍保存しておくのもおすすめです。肉や魚の料理は もちろん、スープ、 炒め物、煮物 などに必要な時に少しずつ入れると、美味しくなるだけではなく、元気になること間違いなしですね。
新芽が出たにんにくの青い芽の部分て、食べれるのですか?
芽が出たら、捨ててたのですが、これから捨てなくてもいいのですか??
春は冷蔵庫でも芽が出ます。芽が出たら味が悪くなりえぐい味がします。
芽が少しだけ出たにんにくは、食べないで土に植えます。
玉ねぎのように緑色の葉っぱが出ますよ。緑色の葉っぱは小さく刻んで料理に使ってくださいね。