まだまだ寒い日が続きますが、梅の花のつぼみを見られるようになると、春の到来を実感しますね。
料理のメニューを決めるのには、なにより市場を見てまわるのが一番です。
いつも料理教室の生徒のみなさんが 作りやすい食材を選ぶようにしています。
今回はこの時期から市場に出回る菜の花を使って一品作ることにしました。
菜の花は韓国では油菜 유채（ユチェ）と言います。
韓国の南の島 済州島では春になると、菜の花畑一面が黄色いカーペットのようでとってもきれいですよ。
春に済州島に行かれる方がいらっしゃれば、一度行って見るのもいいかもしれませんね。
菜の花は昔のソウルの市場にはあまり見当たらず一般的な食材ではありませんでしたけれど、今では菜の花のつぼみではなく葉っぱを済州島産としてよく売っています。
味付けは サッと茹でて 酢コチュジャン又は酢味噌で和えるか、甘ずっぱい酢のものや、ごま油で和えるナムルなどにします。
同じ春の食材 ホタルいかを 合わせて、ゴマたっぷりの酢コチュジャンで甘ずっぱい爽やかなピリ辛の味付けにしてみるのも良いです。
今回はニンニクとオリーブオイルで焼いてから味付けし、コチュジャンベースのソースをかけてみました。
ほろ苦い大人の味
旬の野菜・菜の花の 焼き物
유채 구이です。
ごちそうさまでした。