毎日蒸し暑い日が続いていますね。
汗をかいたら水分補給しながらしっかり栄養を取ることが大事ですよ〜
今回は、夏定番の野菜、きゅうりを使った料理、
きゅうりとワカメの冷スープ、오이미역 냉국 (オイミヨクネンク)
で元気な食卓にしましょう。
韓国でのきゅうり
韓国のドラマで、きゅうりの薄切りを顔に乗せてマッサージしている場面がよく出てきますね。
韓国ではきゅうりは美肌効果があると言われており女性に人気があります。
今では年中販売されていますが、きゅうりの旬は夏で、昔から、厳しい自然の暑さの中で育った若い青臭いきゅうりに、手作りのコチュジャンや味噌をつけてよく食べられていました。
韓国でも冷スープを始め、サラダ、キムチ、保存食の塩漬け,コチュジャン漬け、味噌漬け、酢の物、和え物、炒め物、またチゲの具などなど、家庭料理から宮廷料理まで幅広く使われてきました。
きゅうりの特性
きゅうりは水分が多くアルカリ性の冷野菜です。カロチン、ビタミンC、カリウムが含まれています。
きゅうりは水分が多い野菜なので、新鮮でみずみずしいものが一番。
緑が濃く、切り口とイボが尖っているものを選びましょう。
できれば塩もみをして、生でドレッシングをかけてサラダや酢の物にすることをおすすめします。
あまり硬くないなら皮をむかないで料理に使うといいでしょう。
夏にいろいろな料理で食べたいきゅうりですが、冷野菜なので、冷え性の方は食べ過ぎが気になりますね。
でも、少し工夫すれば気にすることはないですよ。
例えば、今回の冷スープのように酢、ニンニク、生姜、ネギなどが少し入ればバランスがよくなります。
それでは、水分補給しながら疲労回復、栄養アップする、きゅうりとワカメの冷スープの作り方をご紹介します。参考にしてくださいね。
きゅうりとワカメの冷スープの作り方
材料
- きゅうり1本
- ワカメ(戻したもの)
- 青ネギ小口少々
作り方
- 冷スープに使う水は、一度沸騰させて冷ました水、またはミネラルウォーターを使いますよ。薄口醤油、酢、砂糖、塩、レモン汁を入れて味をつけ、冷蔵庫に入れてよく冷やしておきます。
- きゅうりは塩でこすり洗い、せん切りにします。乾燥ワカメを使うなら水に戻してサッと湯通ししてから、冷水に入れて水気を絞り一口大に切ります。(生の時でもサッと熱湯をかけて冷水につける)
- 2.を塩、薄口醤油、酢、砂糖、すりごま、おろしニンニク、おろし生姜、ごま油少々で和えます。
- 食する前に3.の味付けしたきゅうりとワカメに1.のスープを流し入れて軽く混ぜ、青ネギ小口切りを少々散らす。
きゅうりの冷スープは、よく冷やしておくことがポイントです。
食器もよく冷やしておくといいですね。
※下記の講習会で、金裕美特製のきゅうりキムチも食べられますよ。まだ若干名参加可能ですので、ご興味のある方は、お早めにどうぞ!