秋の味覚、きのこは素晴らしい食材ですね。
その中の一つ、この時期のダイエットにもオススメ、旨味と栄養たっぷりの秋のごちそう「椎茸」をいただきましょう。
椎茸と韓国料理
椎茸は、東洋の特産で栗の木やくるみの木などの、古い木にできるきのこです。
中国、朝鮮半島、日本の古くから不老長寿の食材として貴重なものだったと言われています。
昔から韓国の伝統料理や宮廷料理は食材の五色を大事にしており、そのうちの「黒色」としても、
様々な料理によく使われてきました。
干し椎茸の効能
生の椎茸はいろいろな料理に使われますが、日光に当て乾燥させ干し椎茸にすると、保存性を高め、旨味と香りを濃縮させます。
旨味成分「グアニル酸」は、熱を加えると香り成分と旨味成分がアップしますし、日光を当てるとビタミンDも生成してカルシウムの吸収を良くし、骨を丈夫にし、骨粗しょう症予防、成長期の子供や妊婦にも良いと言われています。
椎茸には
- 体の免疫力を高める
- 風邪予防
- がん予防
- 動膜硬化予防
- 植物繊維豊富で便秘予防
- 血圧を下げる
- コレステロール値を下げる
- 食物繊維が多く老廃物を排出させる
- ダイエットや肥満防止
- 生活習慣病予防
などの効果があると言われています。優れた食材であることがよくわかりますね。
椎茸をいろいろな料理に
椎茸は、
- 肉ときのこの炒め物
- 緑黄色野菜と組み合わせて野菜炒め
- 炊き込みご飯
- すまし汁
- 味噌汁やチゲ
- きのこ鍋
- ジョン(ピカタ)
- 天ぷら
- 焼き物
- 醤油煮
- 旨味を出したい時のだし
など、幅広く使えますね。
生の椎茸は…
濡れ布巾かキッチンペーパーを湿らせて拭き取るようにしてから、硬い石づきの部分だけを取リ除くようにして、茎も料理に使うようにしましょう。傘が開きすぎないで厚みがある物がいいですね〜
干し椎茸は…
時間をかけないでいつでも美味しい料理ができるように、時間がある時に日光に2時間ほど干してから、水で戻しておくと便利ですね。
椎茸のホコリや汚れを落としてから水洗いし、ぬるま湯に入れて3〜4時間戻します。(戻す時間は椎茸の厚みによって変ります)
一回分ごとに分けて、つけ汁ごと冷凍すると、
いつでも料理にすぐ使えますよ。
カンタンで美味しい!ヘルシーきのこでもう一品
家の冷蔵庫に残っているきのこが少しあれば、あっと言う前にごちそう料理がもう一品できますよ。
- きのこは1センチほどの幅に切り揃えボウルに入れます。いろどりでピーマンを加えてもいいですね。
- 焼く前に塩、白こしょうをして混ぜる。
- 小麦粉と卵を入れてよく混ぜる。
- すぐにサラダ油を引いたフライパンに大さじ2ほどをのせて薄く円型ににして両面を焼く。
- ポン酢で食する。
お弁当のおかずやお酒のおつまみにもいいですね〜
美味しいだけではなくダイエットや健康にもいい食材、秋の香りの椎茸、
ごちそう様でした。
もちろん、金裕美秘伝の白菜キムチだけではないですよ。