今年の冬は寒過ぎます。しばらく冬眠しておりました(笑)
立春が過ぎてもまだ寒いですね~。でも春はもうすぐ来るでしょう。
皆さんはお元気ですか?
今日は今日本でも人気の、タッカルビ(닭갈비 )の話をしましょう。
今年の1月、韓国に出かけたのですが、その日は韓国でも一番寒い日で、とにかく寒い。寒かったです。
若い頃はそんな寒い時でも平気で歩いていたソウルの繁華街、明洞ですが、年のせいか体にこたえました。でも、出来るだけ街を歩いて見るようにしています。
街を歩いてみるとガラス張りの店舗の中で、チーズタッカルビを食べている風景を見ることができました。
平昌オリンピックが行われている江源道の春川が、タッカルビの発祥の地と言われていますが、昔からある伝統料理というわけではありません。
タッカルビは、鶏肉を売っている市場の細い裏道にある、小さな庶民的な食堂から生まれた料理と言われています。
鶏肉に「カルビ」はないのですが、高価で憧れの牛肉のカルビと、タク[鶏]を合わせた名前にしたメニューに、お客さんの希望で野菜を加え食べていたとのことです。
手軽に安く食べられることから一気に若者中心に広がったと思います。
そしてその人気は根強く、次々と変化しながら人気料理として定着していきます。少しずつ名前も変えながら…
進化したチーズタッカルビは日本でも人気ですが、韓国では3~4年前から専門学校生が多い鐘路2街で流行していました。チーズをたっぷりつけて、若者たちが食べている風景がありました。
友達同士で鍋を囲んでワイワイと美味しい料理を食べながら、お酒を飲み、ご飯を入れて混ぜて刻み海苔をたっぷりかけて食べればご飯まで済ませることができる。
経済的ですが、鶏肉と野菜たっぷりでバランスもよい料理ですね。また、仲間や好きな人達との楽しいひとときが、もう一つのご馳走ですね。
おうちでカンタン、経済的。タッカルビの作り方
お店のチーズタッカルビは特殊な鍋が使われていますが、家庭にあるすき焼き鍋でも楽しむ事ができます。
唐辛子の辛さはチーズを加えるとマイルドでコクのある辛さになります。お好みで入れてみてくださいね。
家でもできるタッカルビの作り方を簡単にご紹介しますので参考にしてくださいね~
4人分(野菜の分量などで味が変わる事がありますので目安です)
1.鶏肉
鶏モモ400g(ぶつ切リ)
お酒大さじ2
おろしにんにく
おろし生姜
おろしりんご
塩
胡椒
(各少々)を入れ、混ぜておく。
2.たれ
コチュジャン大さじ3弱
濃口醤油大さじ4弱
みりん大さじ4弱
砂糖大さじ2分の1
唐辛子粉お好みで少々
ねぎみじん切り
すりごま
ごま油
を入れて混ぜてたれを作る。
3.すき焼き鍋にごま油を少しひき、野菜を食べやすい大きさに切り、鍋の周りに彩りよく盛る。(キャベツ、玉ねぎ、もやし、しめじ、パプリカ、人参、青ネギ)など
4.2.のたれの半分は鶏肉に加えて混ぜてから鍋の中央に盛る。半分は野菜の上に回しかける。
5.鍋のふたをして蒸し焼きにし、鶏肉に火が通ったら野菜と混ぜる。とろけるチーズがあれば加えてチーズがとろりとなったら食する。
※あとで、ご飯を入れて混ぜてから刻み海苔を加えて食します。
※水は入れなくても野菜から水分が出るので、焦げることありませんが、火加減によっては少し昆布出汁をかけながら食します。
さつまいもやかぼちゃの薄切りをレンジで温めてから入れると美味しいですよ~
また、カレー粉を少し加えても良いでしょう。
風邪が流行していても栄養たっぷりの食事をとると風邪に負けませんね。
皆さん、食を大事にしてくださいね~~