韓国のドラマでもよく出てくる万能野菜の若かぼちゃ（韓国かぼちゃ）、애 호박（エホバク）の話です。食べたことはありますか？
애 호박（エホバク）は、ズッキーニと同じウリ科のかぼちゃ系で、エは子供、ホバクはかぼちゃの意味です。
未熟な実を若取りして食べます。旬は夏で、アクがなく、みずみずしくてほんのり甘みがありますよ。
今はビニルハウス等で栽培していて一年中ありますね。丸く緑色が濃いものや長いのもあります。
自然栽培なら、秋にはよく熟れた黄色のかぼちゃ、늟은호박 （ヌル グン ホバク）になりますよ。
ヌル グンは年をとったという意味で、完熟したかぼちゃのことです。今は若かぼちゃだけ栽培できる品種もあります。
若かぼちゃの特徴
- 体の老廃物を出す
- 胃に優しい
- 脂肪蓄積を防ぐ
- B カロチンやビタミンA、C が多い
- カロリーが低い
等の特徴があり、美容効果の高いダイエット食品としても女性に人気があります。
若かぼちゃを使った韓国料理
- 味噌チゲやコチュジャンチゲ
- 鍋やスープ
- ナムルやジョン(チヂミ)
- 煮物
- 焼き物
- 若かぼちゃの柔らかい葉っぱは、サッと茹でて、夏なら麦ご飯に味噌を入れて包みご飯に。
- 若かぼちゃの黄色い花があるときは、花の中に味付けした牛肉を詰め入れてから蒸します。
などなど、若かぼちゃは様々な料理に使えます。まさに万能食材と言えるでしょう。
若かぼちゃの調理法
サッと洗ってから皮ごと使います。
袋のままなら７日から１０日は 持ちますが 、袋から出したら早めに使いましょう。
味噌汁や鍋はもちろん、油とも相性がいいので、ピカタや天ぷら、かき揚げに、炒めものや焼き野菜、焼き飯 などに使えます。
果肉は柔らかく水気があるので、料理によっては塩を少しふりかけて、すこし置いてから水気をふき取り調理する時もあります。
また、煮物は長い時間煮ると煮崩れしますので注意しましょう。
ほんのり甘く、くせがないので、韓国市場等で手に入れて、いろんな料理に使ってみてください。
本当に美味しいですよ〜
金裕美韓国料理教室