花咲く春ですね〜
淡い新録がとてもきれいです。
春の緑色は新しい生命が誕生する色ですね。
赤ちゃんが生まれたらワカメのスープ、そして誕生日にも欠かせないワカメスープの話ですよ〜〜
古くから韓国では、赤ちゃんがが生まれる前から板状の乾燥ワカメを準備しておき、無事に赤ちゃんが生まれるように神様に祈ります。
赤ちゃんが無事に生まれたら神様に感謝をし、産母は何日も何日もワカメスープを飲み続けます。
そして毎年誕生日にはワカメスープは必ずと言っていいほど食べる、その食習慣は今も続いています。
韓国のドラマでも見た事あるかもしれませんね〜
ワカメの栄養素
お産の後に母親が何日もワカメスープを飲むのは、ワカメに含まれるヨードが体の代謝をよくするため体温と汗の調節が良くなり、鉄分とカルシウムも含まれるので産母の体を早く元気に回復させるなど、産母に良い栄養素があるからだと思います。
また、低カロリーでダイエットにも良く、ビタミンＡ、Ｂ1、Ｂ2 、C、コレステロール値を下げ血をきれいにし、便秘、血圧、がんや成人病の予防に良いです。
ワカメのぬめり成分である食物繊維は、発がん性物質を体から追い出すとも言われています。
高い栄養素を持っているワカメではありますが、受験の日にはワカメを食べるとぬめりがあるから受験に滑ると言われていますね。
でもワカメの料理を食べたら落ち着いて、もっといい成績になるかもしれないですね〜
ワカメの使い方
ワカメは今が旬の生ワカメを始め、乾燥ワカメ、塩ワカメ、灰ワカメがあります。
ワカメによっても水に戻す時間や分量も変わってきます。
韓国のワカメスープは乾燥ワカメをよく使います。
水に戻したワカメを入れて少し味がなじむまで煮ます。
そのため戻したらすぐ柔らかくとろりとなるワカメは、スープには向いていません。
柔らかいワカメは、最後にワカメを加える味噌汁やうどんなどに入れるようにしてくださいね〜
金裕美式・おいしいワカメスープの作り方とコツ
澄んだスープが特徴の、金裕美式ワカメスープの作り方のコツを、特別にお教えしましょう。
ワカメはたっぷり使い、薄口醤油で非常にシンプルな味付けです。澄んだスープ（맑은장국）にしましょう。
- 戻したワカメを一口大に切る。
- お好みの肉（牛肉、鶏肉）を小さめに切る。
- 鍋に胡麻油を少々ひき（2.）の肉を加えて炒め、昆布だしを入れてアクを取りながら弱火で煮る。
- 一口大に切ったワカメを入れてひと炊きし、おろしにんにく、コショウ少しと薄口醤油で味付けします。
ポイントは、
- にんにく、コショウは控え目に入れ、ワカメの磯の香りを生かすようにする
- ワカメを入れてからは長く煮過ぎない
- ねぎは入れなくてもいい
ですよ〜
一般的に牛肉、または鶏肉を入れて作りますが、地方では貝柱や魚を入れる事もあります。
ワカメを使ったいろんな料理
戻したワカメは、ワカメのスープの他にも、
サラダ、豆腐とワカメの味噌汁、うどん、鍋料理に酢の物、豆腐とワカメの玉子とじ、和えもの、ナムル、煮物など、いろいろ使えますね。
乾燥ワカメを油でカリカリと炒めて。お酒のおつまみにいいですね！
今が旬の生ワカメがあれば、サッと茹でて広目のワカメにご飯。
味付け味噌と一緒にご飯を包んで（미역쌈밥）、
磯の香りが美味しいね〜〜
でも食べ過ぎないようにしましょう。
新入生、新しい仕事が始まる方、普段から良く頑張っているあなたも、、、
食を大事にして行けば、みんな元気な笑顔で人にも優しく
これから明日に向かって頑張れるはずですよ〜〜〜
